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2012年01月30日

妄想から現実へ。

おでんそーれのメンバーは妄想が得意で大好きです。
岩手に行くことを考えると、妄想が80%ほどを占めてしまい、
現実的に可能かどうか、という点はどこへやら。
それでも、言葉に出してみて、1つか2つ現実になったらいいよね、
くらいの気持ちでいろいろとアイディアを出し合い、妄想を広げていくのです。
今回は、そんな妄想が1つ、現実になりそうなお話しです。

去った21日土曜日。
諸見民芸館から帰った私たちは、私たちの活動のお手伝いをしてくださるという
グループの方々と親睦会を開くべく、小さな野望を胸にとある居酒屋へと向かいました。
グループのメンバーさんとは、那覇にある寄宮中学校の3年2組のモアイ仲間さんです。
私たちの活動をしったメンバーの1人が、何かお手伝いできることがあればぜひ、
と声をかけてくださったのですが、お互いに何をお手伝いしてもらっていいのかわからないため、
おでんそーれのメンバーが妄想と同じくらい得意な飲み会へとこぎつけたというわけです。


メンバーさんは、さまざまな業界で活動されている方々ばかり。
沖縄は人とのつながりがとても強いので、いろいろな業界の方々が集まる場であれば
必ずステキな情報がもらえるはず、とお酒の勢いを借り、
愛嬌たっぷり(?)にお願したいことを相談してみます。

「私たち、訪問する小学校の子どもたちに沖縄のお菓子をお土産に持っていきたいんです」

小学校は6学年。規模の大小はあれど、「学年×クラス人数」となると、そこそこの数が必要です。
でも、せっかくなのだから、交流を持たない子どもたちにも何かを届けたい、
という思いからのご相談です。
しかも、最初こそ、何を買おうか、という話だったのですが、妄想トークになると
既製品が手作りに変わります。
それでも、こんなかなり唐突な相談だったにも関わらず、
すぐにいろいろなアイディアや情報を出してくださり、
紆余曲折を経て、少しずつ具体的な話に変わっていきました。

そして、妄想のように話をしていた「手作り」のお土産は現実になりつつあります。
それもこれも、みなさんが「想いを込めたものを東北へ届けたい」という
熱い熱い気持ちをもってくれてのことです。

妄想から現実へ。
この方が1番熱く、横田代表とも意気投合。
LとLで「Loveアンド何とか」。酔っぱらっていたので、もう1つの大切なLの意味を忘れました。笑

最初は、職場内の数名から始まったこのお話。
募金を始めたことで、たくさんの方に協力をしてもらいました。
そして、こうして新しい仲間との出会いがありました。
モアイのメンバーさんは、ことあるごとに
「1回だけの協力ではない。これからずっと関わっていきたい」
と話してくれます。
その言葉だけでも十分なほどなのに、こうして私たちの思いを引き継ぎ
私たちの妄想を現実のものに、それも、妄想以上のものにしてくれています。

妄想から現実へ。
たくさんの人が関わり、たくさんの思いが東北に届けられるでしょう。
何より、関わる人たちがみんな、「今回限りではない」と思ってくれていることが嬉しいです。

もちろん、そこに三線があれば唄います。
妄想から現実へ。
今回はエア三線じゃないですよ。
練習の成果、BIGINの「カンカラ三線うむしるむん」を弾いています。


妄想から現実へ。
3年2組のモアイ仲間さんと。









Posted by おでんそーれ at 19:12│Comments(0)
 
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