
2011年12月14日
オリブ山関連DVD作品上映会のご案内
ブログの方をご無沙汰している間に、沖縄も寒さを増し、冬らしくなってきましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私たちはといいますと、ミーティング兼かんから三線の練習を週1回行っており、
沖縄らしくゆったりのんびりと活動しておりましたが、
今回は少し趣向を凝らして、以下のような上映会を実施することとなりましたのでご案内いたします。
題しまして
「オリブ山病院関連DVD作品上映会」
日時 12月21日 水曜日 18時~19時
場所 オリブ山病院 4階会議室
上映作品
① 宇宙の中の孤独~糸数猛・2011夏 (原 義和ディレクター作品 30分)
② おでんそーれ カンカラ三線届けたい (仲地 宗幸監督作品 7分)
生演奏 「かんから三線うむしるむん」 (おでんそーれ メンバー)
2作品とも素晴らしい作品となっているうえ、今回は我らがおでんそーれメンバー初の生演奏付き。
この日のため?に、日々練習を重ねてきておりますので、
年末の忙しい時ではありますが、興味のある方、ない方、皆様、ふるってご参加ください。
[作品紹介]
「宇宙の中の孤独~糸数猛・2011夏 」
糸数猛(いとかず・たけし)さんは、3年ほど前に絵を始めた。きっかけは入院中の作業療法。19歳で統合失調症を発症して以来、入退院を繰り返してきた。調子の悪い時は、「死ねば?」などの幻聴が聞こえ、自分の存在を否定する気持ちにとらわれる。絵は大事な自己表現の形。ある自画像は、大きな眼が印象的だが口が描かれていない。それを描いた時、言いたいことを言葉にできない、まるで口が消えてしまったような状態だったという。
猛さんは、胸にいつも“苦しみ”を抱えている。
子どもの頃、本当の自分を押し殺すようにして「いい子」を演じていたことが、苦しみの源流ではないかと考えている。どうすればこの苦しみから脱することができるのか…?
『イモムシがさなぎになるように、宇宙的な何か…「気づき」が必要なのです』と彼は言う。
今夏、沖縄県那覇市の小さなギャラリーで個展を開いた。彼は今、絵を通して人とつながり、仲間を広げようとしている。それは、「気づき」の手がかりになるのだろうか…。猛さんの日常に密着し、その心の動きに寄り添いながら、小さな変化を捉えるとともに、彼を取り巻く家族や支援者を通して、病気と向き合うこと、共に生きることの意味を考える。
「おでんそーれ カンカラ三線届けたい」
大震災で大きな被害を受けた東北地方。岩手県山田町出身の精神科医師・佐々木清志さんは、地元の復興支援のネットワーク「オデンセ山田」を作り活動しています。そんな佐々木さんの活動に共感して沖縄でも活動を始めました。戦後沖縄復興のシンボルであるカンカラ三線を東北の子どもたちに届けようという企画です。「おでんそーれ」は「おいでください」を意味する山田町の言葉「オデンセ」と「めんそーれ」をつないだ造語です。東北のことを忘れず、ずっとつながりを保ちたいという意味を込めて付けました。
このDVDは、岩手県山田町の人たちにカンカラ三線のことを知っていただくために作ったものです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私たちはといいますと、ミーティング兼かんから三線の練習を週1回行っており、
沖縄らしくゆったりのんびりと活動しておりましたが、
今回は少し趣向を凝らして、以下のような上映会を実施することとなりましたのでご案内いたします。
題しまして
「オリブ山病院関連DVD作品上映会」
日時 12月21日 水曜日 18時~19時
場所 オリブ山病院 4階会議室
上映作品
① 宇宙の中の孤独~糸数猛・2011夏 (原 義和ディレクター作品 30分)
② おでんそーれ カンカラ三線届けたい (仲地 宗幸監督作品 7分)
生演奏 「かんから三線うむしるむん」 (おでんそーれ メンバー)
2作品とも素晴らしい作品となっているうえ、今回は我らがおでんそーれメンバー初の生演奏付き。
この日のため?に、日々練習を重ねてきておりますので、
年末の忙しい時ではありますが、興味のある方、ない方、皆様、ふるってご参加ください。
[作品紹介]
「宇宙の中の孤独~糸数猛・2011夏 」
糸数猛(いとかず・たけし)さんは、3年ほど前に絵を始めた。きっかけは入院中の作業療法。19歳で統合失調症を発症して以来、入退院を繰り返してきた。調子の悪い時は、「死ねば?」などの幻聴が聞こえ、自分の存在を否定する気持ちにとらわれる。絵は大事な自己表現の形。ある自画像は、大きな眼が印象的だが口が描かれていない。それを描いた時、言いたいことを言葉にできない、まるで口が消えてしまったような状態だったという。
猛さんは、胸にいつも“苦しみ”を抱えている。
子どもの頃、本当の自分を押し殺すようにして「いい子」を演じていたことが、苦しみの源流ではないかと考えている。どうすればこの苦しみから脱することができるのか…?
『イモムシがさなぎになるように、宇宙的な何か…「気づき」が必要なのです』と彼は言う。
今夏、沖縄県那覇市の小さなギャラリーで個展を開いた。彼は今、絵を通して人とつながり、仲間を広げようとしている。それは、「気づき」の手がかりになるのだろうか…。猛さんの日常に密着し、その心の動きに寄り添いながら、小さな変化を捉えるとともに、彼を取り巻く家族や支援者を通して、病気と向き合うこと、共に生きることの意味を考える。
「おでんそーれ カンカラ三線届けたい」
大震災で大きな被害を受けた東北地方。岩手県山田町出身の精神科医師・佐々木清志さんは、地元の復興支援のネットワーク「オデンセ山田」を作り活動しています。そんな佐々木さんの活動に共感して沖縄でも活動を始めました。戦後沖縄復興のシンボルであるカンカラ三線を東北の子どもたちに届けようという企画です。「おでんそーれ」は「おいでください」を意味する山田町の言葉「オデンセ」と「めんそーれ」をつないだ造語です。東北のことを忘れず、ずっとつながりを保ちたいという意味を込めて付けました。
このDVDは、岩手県山田町の人たちにカンカラ三線のことを知っていただくために作ったものです。
Posted by おでんそーれ at 17:52│Comments(0)