2月19日~21日の日程で岩手県・山田町・山田南小学校に参加しての感想は・・・
私の思いとしては、3月11日にテレビの画像を観て、「なんじゃこりゃー」映画を観ているような、
夢のような。知人が岩手県出身が居る家族は、知人が住んでいる安否は、どうしよう、大丈夫だろうか。
もたもたしながらも数日後に安否確認、安心した。
それから職場には「心の支援チームの派遣」話がきて希望者がつのられた時は、
参加し役に立ちたいと思ったが諸事情で参加することができなかった。
自分にも何か出来ることがあるんじゃないかな。
そこで、おでんそーれの話題を耳にして、三線は弾けない自分だけに
どれだけの事ができるか不安だったが目標実現に向けて準備していった。
いよいよ、出発の日が決まり参加はしたいが家庭の事情で出来そうにない。
参加しないと後悔しそうで反対をおしきり決意した。
出発の日も決まったことにより募金活動が新聞に掲載されたり、
街頭募金をしたりで周りの方々の協力には凄く感謝しています。
寄付を頂いた多くの皆さん、国際通りでの募金、まちだ屋、3年2組のお土産隊の皆様等には
本当にありがたく感謝です。
三線の練習を寝ても起きてもやったなー、ベット上でかなり練習したし、
カラオケにもアルコール抜きで練習しにいったなー。
出発当日、昨夜は息子の結納がありお酒が残っているような体調でしたが意気込んでいました。
那覇空港には横田奥さん、仲地さん、佐藤さん、
3年2組のお土産隊の皆さんが見送りに来てくれてありがとう。
羽田空港では野尻さんが向かえ新幹線乗り場まで同行してもらい、
移動中に飲んでと宇都宮日本酒とつまみを準備していていい感じで移動ができました。
久々の駅弁も美味しく食べました。
お土産隊の準備して頂いた「きび」を持ち歩くのにかなりのユーモアがありましたなー。
思っていたより寒くはなかった。
盛岡に着くと雪が降っていて感触をあじわいたかったが
バスの時間がおしていて出来なかったのが残念だった。
朝、6:30に自宅を出て宮古市に着いたのが19:00頃だったかな。
到着と同時にだめもとで地元の知人に電話した。
高校まで一緒に学んだ奴で(高橋晃)30年程会ってなかったので
びっくりして何故ここに居るのか?とりあえず会って食事でも・・。
佐々木先生、晃、おでんそーれメンバーで居酒屋で夕食した。
飲食店も被災していて建て直したばかりだった。
晃の話によると
被災した病院のがれきを片付けるのに困っていると、
飲食店も被災しているので殆どプレハブで夜は地元の方々はあまり利用しない。
ボランティアの方々が多いかな。
遅くまでお店を利用しお金をおとして「ありがとう」
とのこと。
今日は本番、ホテルからチョンダラーの衣装で
佐々木先生のチームで山田南小学校への送迎をして頂き、
小学校へ向かう途中、震災のつめ痕が残る現場を通過、気分が悪く一瞬めまいが・・・。
学校へ着くと歓迎ムードでカンバンも掲げられ校長先生初め、先生方に迎えられた。
いざ本番では沖縄の歴史を紹介し伊佐さんが言葉たくみに授業しているが今一ムードがでない。
予定していなかった「きび」の食べ方の実演をすることになり
子供達が急に活気づき、好奇心いっぱいで良かったな。
カンカラ三線作りは部品が割れたりハプニングがあり、シール貼り等で時間がおし
子供達と実演することができなくてとても残念で心のこりです。
教室から体育館に場所を移動し、地元の伝統芸能、「虎舞」を披露してくれました。
完成度がたかくて、かなり練習したんだなー感動して涙がでました。
子供達からあるいみ「力」をもらいました。
最後に一緒にカチャシーを踊り最高な気分でした。
絶対に沖縄に来てもらい首里城あたりでカンカラ三線うむしるむんを弾いてみたいなー。
お昼に「かき小屋」にて牡蠣の食べ放題の初体験。
40~50個食べたんじゃないかなー、食べ過ぎたぞ!
メンバー琉球衣装を着ていたせいもあるのか、お客さん、店員も一緒にかチャーシー。
本当にいちゃりばちょうでーだな。僕はこの場で化粧をおとす。
山田南小学校向かいの仮設住宅でのミニコンサートも
佐々木先生がお願いしていた盛岡からのフォークメンバーや、おでんそーれのメンバーで盛り上げ、
お土産隊のおみやげも好評だった。学校帰りの子供も来てくれて盛大にカチャーシーで笑顔で終えた。
夕は居酒屋で「おでんそーれ」「盛岡チーム」「佐々木先生チーム」「学校長チーム」との交流会。
食べて、飲んで、歌って、弾いて、最近にない本当に楽しかった。
特に校長先生の笑顔が素敵だった。
食べ物も海の幸が豊富で特にわかめ、毛蟹のかにみそ酒は美味しかったなー。
二次会も参加しバーに行き、
そこでの偶然が店主が山田南小学校の5年生の父親だとわかり話がはずんだなー。
かなり飲みました。
ホテルに帰り同部屋ではお互いに爆音訴訟をと大音量を聞かせたようです。
最終移動日、二日酔いかなという感じ。
バスの見送りに佐々木先生がおでんそーれの活躍が記載された新聞を全員分持って来てくれて
とてもいい笑顔で送ってもらい感謝です。
盛岡に着き駅前には、かまくらが作られていて中には「絆」と書いていて、いい言葉だなと思いました。
新幹線の中では暑くてついに肌シャツ一枚になっちゃいました。
お土産もお世話になった方々に沢山買いました。
帰りの飛行機に乗り遅れそうなメンバーの館内、機内アナウンスがあり笑っちゃいました。
ホテルを8時に出て那覇空港19時頃着、おでんそーれ家族の迎えがあり、
私が自宅に着いたのが21時で有意義の2泊3日でした。お疲れ様でした。
ちょんだらー
看護師 知花 菊治