カンカラ三線in諸見民芸館

おでんそーれ

2012年01月26日 18:19

先日、私たちおでんそーれのメンバーで、
沖縄市にある「諸見民芸館」という私設の博物館に行ってきました。
ここはでは館長さんが個人的に集めた貴重な資料を展示しており、
その中に、戦後に作られた年代物のカンカラ三線があるというのです。

諸見民芸館
見た感じは、なんていうか民宿?博物館チックな要素があまりありません。


ところが中に入ると・・
館内の所狭しと年代物のいろいろな物が展示されております。



「本とかで見たことあるー」的なアイスキャンディー売りの自転車。


ほかにも、琉球王朝時代の古銭やジーファー(かんざし)など本当に貴重なものもたくさん。
琉球王朝時代から近代まで、
小さな博物館はまさに沖縄の歴史を感じられるとても不思議な空間となっていました。
そういえば、ミルクさまもいましたよ。


このように全員が興味津々に目を輝かせながら1つ1つの展示物を見ていたのですが、
忘れちゃいけない、今回の目玉商品(?)
戦後、全てを失いゼロからのスタートとなった沖縄で、
それでも唄と音楽を忘れなかった私たちの先輩方が作ったカンカラ三線です。

胴の部分が時代を感じさせます。も1個は木をくりぬいて作った様子。
諸見民芸館では、合計4本のカンカラ三線を見せていただきましたが、
どれも胴の部分に特徴があり、本当にそこにあるものを駆使して作ったんだなぁ、と改めて実感しました。
そしてなんと、館長さんのご厚意で、この貴重な三線をわれらが代表に弾かせていただくことができました。


本日は、おでんピクチャーズの監督が不参加だったため、完全素人な感じの動画。
しかも、動画の向きを変える方法がわからず、横になったまま。汗
でも、しっかりと音が聞こえるでしょ?
音が伝われば良いのです。
銅の部分が錆びているからか、私たちの作ったカンカラ三線とはちょっと違った音色。
この音が、戦後の沖縄の人々を勇気づけ、笑顔にし、今の沖縄を作り上げてきたんだなー
と思うと、実に感慨深いですね。

夜は、私たちの活動に賛同してくれた方々と親睦会を開きました。
そこでも私たちの想像?妄想?を遥かに超える素敵なお話ができましたので、
そのお話も次回また。。